日　　　時　：　平成15年11月2日(日)　午後1時半〜午後4時
場　　　所　：　新潟市内某所
参 加 費 　：　400円(場所+飲み物+配布資料代)
配布資料　：
　　【名の変更許可の申し立てについて】【市長への手紙】【市長からの手紙】
　　【性同一性障害の現状と特例法/針間克己先生】
　　【第23回日本性科学学会　抄録・論文集(GID関連部分のみ)】

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秋も深まった１１月―なのに、交流会当日は予想外の暑さ。
そんな季節外れの気温の中、今回の交流会には１７名の方が参加して下さいました。
初参加の方もいらっしゃったので、まずは恒例の(？)自己紹介。
女性陣の多くは自己紹介が長く、男性陣のほとんどは名前と「宜しく」で流される風景は、お馴染みのようになってきましたね(苦笑)
スタッフからの配布資料の簡単な説明の後、参加者の中から改名済みの涼さんに東京での改名体験談や証拠集めのお話、そして新潟県で改名したお友達の話をして頂きました。
またそのお友達には、涼さんが事前にお願いして下さり、体験を纏めたレポートを提出して頂きました。
手違いで皆さんにお見せする事が出来ず、申し訳ありませんでした。
お友達は新潟県の某市家庭裁判所へ申し立てしたようですが、随分と長い時間が掛かったようです。
まだ都会と違って新潟家庭裁判所もそんな簡単に通る訳でもないけれど、新潟県内の地方裁判所ではもっと大変みたいですね。
やはり新潟はまだまだこれから…と、身に染みました。
涼さんの体験談は近日、サイトの「ＶＯＩＣＥ」内に掲載予定です。

次に私が自分の体験談と合わせて「名の変更許可の申し立てについて」という資料の説明をさせて頂きました。
この「名の変更許可〜」の資料は新潟県内での申し立てをテーマに作成したもので、後日サイト内に掲載予定です。
勉強会の後はお茶会になる予定だったのですが、質問されたりそれに答えたりとしてる間に終了時間は迫り、勉強会が終わると同時に交流会も終了してしました。
私は早くお茶会の時間にした方がいいのかと思って、早口で簡単に喋ってしまったのですが（体験談はどうでもいいとして）資料の説明不足だったかと今更に後悔。申し訳ありませんでした。
資料を見て気付いた事や疑問に思った事、質問などございましたらＲＥＡＬＩＶＥまでご連絡下さい。

また、参加者の方々から
・(MTFに多い状況と考えられる)年齢が高い場合や既婚者の場合等は、家族間の問題や財産(借金の有無)の証明も加わり、またその状況を家庭裁判所側がどう判断するのか、不安が多い。
・通販等で通称名を使って使用証拠を集めている。
・光熱費類の領収書を通称名で貰う場合、連絡するだけで可能。変更する場合も同様。領収書の名前と支払う人物が同名である必要は無い。
等の発言もして頂きました。
初めての勉強会という事で、始まる前はなんだかちょっと畏まった感じになるのかと思っていたのですが、笑い合ったりもして、和やかな雰囲気でした。
こんな感じで、第３回REALIVEクローズド交流会は無事に終了致しました。

場を和やかにして下さった方々、体験談をお話下さった涼さん、一生懸命お茶を配って下さったＡさん達。
そして皆さんからの沢山のお菓子の差し入れ、本当にありがとうございました。
前回までの交流会と違って、それぞれが自由に話せる時間を設ける事は出来なかったのですが、今回の勉強会が皆さんのお役に少しでも立てれば、とても嬉しいです。

毎回、交流会の後は「これで良かったのだろうか」と不安になるのですが、「次回も行きます」と言って下さる方がいて、安心致しました。ありがとうございました。
交流会について何かご希望等ございましたら、ＲＥＡＬＩＶＥまでご連絡下さい。
また皆さんにお会い出来る事を楽しみにしております。